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physics:qm:alpha_decay

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アルファ崩壊

半減期

\[ T_{1/2} = \sqrt{\dfrac{2m}{E}} a \log 2 \exp \left[ \dfrac{2\sqrt{2mE}}{\hbar}b (\arccos\varepsilon - \varepsilon\sqrt{1-\varepsilon^{2}}) \right] \] となる。$\mathcal{O}(\varepsilon^{3})$ までとると \[ T_{1/2} = \sqrt{\dfrac{2m}{E}} a \log 2 \exp\left[ \dfrac{\pi\sqrt{2mc^{2}}\gamma}{\sqrt{E}} - 4\sqrt{\dfrac{2mc^{2}\gamma a}{\hbar c}} + \frac{2}{3} \sqrt{\dfrac{2mc^{2}a^{3}}{\gamma(\hbar c)^{3}}E} \right] \] ただし、 \[ \gamma = Z_{\alpha}Z_{D}\alpha \]

Geiger-Nuttall の法則

上記の式の指数関数の中の第2項目までを採用したものを Geiger-Nuttallの法則 という。 具体的な値を入れて評価してみる。

ポロニウム($Z=84$)の場合

質量数$A=218$であり、$Z_{\alpha}=2$、$Z_{D} = 82$、$\alpha\simeq 1/137$により $\gamma \simeq 1.2$である。 また、原子核の半径は質量数を用いて \[ a=r_{0}\times A^{1/3}, \quad \text{where} r_{0} \sim 1.2 {\rm fm} \] と表されるので、ポロニウムの場合は$a=7.22 \times 10^{-15}$mとなる。

physics/qm/alpha_decay.1689292792.txt.gz · 最終更新: 2023/07/14 08:59 by mikoto