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database:oracledb:impdp

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database:oracledb:impdp [2023/02/20 11:31] – 作成 mikotodatabase:oracledb:impdp [2023/06/30 17:52] (現在) mikoto
行 1: 行 1:
 ====== データベースのリストア ====== ====== データベースのリストア ======
-** 構文 **+[[database:oracledb|一つ上へ]] 
 + 
 +===== 前提 ===== 
 +システムユーザーでスキーマに対してデータベースのフルインポート権限を与えておく 
 +<code sql> 
 +grant DATAPUMP_IMP_FULL_DATABASE to <schema> 
 +</code> 
 +===== 構文 =====
 <code> <code>
 impdp <user>/<password> DUMPFILE=<.dump file> DIRECTORY=<directory> impdp <user>/<password> DUMPFILE=<.dump file> DIRECTORY=<directory>
 +</code>
 ^オプション^説明^ ^オプション^説明^
 |DIRECTORY=<dir>|インポートファイルが置いてあるディレクトリを指定する。ただし、これはOS上のフルパスではなくディレクトリオブジェクトであることに注意する。| |DIRECTORY=<dir>|インポートファイルが置いてあるディレクトリを指定する。ただし、これはOS上のフルパスではなくディレクトリオブジェクトであることに注意する。|
行 13: 行 21:
 |SCHEMAS|スキーマを指定する。| |SCHEMAS|スキーマを指定する。|
 |TABLES|テーブルを指定する。| |TABLES|テーブルを指定する。|
 +
 +===== 例 =====
 +==== スキーマ削除後にインポートする ====
 +スキーマおよびそのオブジェクトが残っていると、インポート時にエラーが発生する。
 +そのため、ユーザーとそのオブジェクトを削除しておくと良い。
 +<code sql>
 +drop user <schema_name> cascade
 +</code>
 +
 +==== パラメータファイルによるパラメータ指定 ====
 +テーブルデータのみインポートしたい場合やインポートする条件が細かく複数ある場合に、パラメータの指定が煩雑になってしまう。また、コマンドで直接パラメータを指定した場合、OSによってはパラメータをシングルクォーテーションでくくる必要があるなどの影響も考えられる。そこで、指定したいパラメータを記載しておくと管理がしやすくなる。
 +パラメータを指定して以下のように実行する
 +<code>
 +impdp SYSTEM/password PARFILE=param.par
 +</code>
 +** パラメータファイル例(param.par) **
 +<file>
 +SCHEMAS=take
 +DUMPFILE=exported.dmp
 +DIRECTORY=take_data_pump
 +LOGFILE=import.log
 +TABLE_EXISTS_ACTION=replace
 +EXCLUDE=USER
 +EXCLUDE=SEQUENCE
 +EXCLUDE=PACKAGE
 +EXCLUDE=PROCEDURE
 +EXCLUDE=PACKAGE_BODY
 +</file>
database/oracledb/impdp.1676860304.txt.gz · 最終更新: 2023/02/20 11:31 by mikoto