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physics:qm:alpha_decay

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physics:qm:alpha_decay [2023/07/14 08:59] mikotophysics:qm:alpha_decay [2023/07/18 23:17] (現在) mikoto
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 また、原子核の半径は質量数を用いて また、原子核の半径は質量数を用いて
 \[ \[
-a=r_{0}\times A^{1/3}, \quad \text{where} r_{0} \sim 1.2 {\rm fm}+a=r_{0}\times A^{1/3}, \quad \text{where}\quad r_{0} \sim 1.2 {\rm fm}
 \] \]
 と表されるので、ポロニウムの場合は$a=7.22 \times 10^{-15}$mとなる。 と表されるので、ポロニウムの場合は$a=7.22 \times 10^{-15}$mとなる。
 +ポロニウムの質量は$m=3.727 \text{GeV/c^{2}}$であるから、
 +\begin{align*}
 +\pi \sqrt{2mc^{2}}\gamma & =3.25 \times 10^{2} [Mev]^{1/2}\\
 +\sqrt{2m}a\log 2 &= 1.4*10^{-22} [MeV^{1/2}s] \\
 +4\sqrt{\frac{2mc^{2}\gamma a}{\hbar c}} & \simeq 71.9
 +\end{align*}
 +よってこの場合の半減期とヘリウムのエネルギーの関係は
 +\[
 +T_{1/2} = \frac{1.4\times 10^{-22}}{\sqrt{E}}
 +\exp \left[
 +\frac{3.25\times 10^{2}}{\sqrt{E}} - 71.9
 +\right]
 +\]
 +となり、グラフにすると以下のようになる。
 +
 +{{ :physics:qm:ポロニウム_a_218_の半減期_sec_.png |}}
 +
 +例えば、$E=4MeV$のときは$T_{1/2} = 4.94\times 10^{9}$年であり、$E=5MeV$のときは$T_{1/2}=1.56\times 10^{2}$年となり、指数関数内の$1/\sqrt{E}$の依存性によるオーダーの変化の特徴が現れている。
 +===== ノート =====
 +  - {{ :physics:qm:alpha_decay.pdf |アルファ崩壊ノート}}
 +  - {{ :physics:qm:alphadecay_02_half_life_po.pdf |ポロニウムの半減期}}
 +
physics/qm/alpha_decay.1689292792.txt.gz · 最終更新: 2023/07/14 08:59 by mikoto