====== ESXi 単体でのバックアップについて ======
無償版のESXiを使用している場合の仮想マシンのバックアップについて説明する。
稼働中の仮想マシンデータ(.vmdk)をコピーしようとするとホスト側で使用しているため
ロックがかかっておりバックアップを取得できない。そこで一度バックアップのスナップショットを
取得する。すると、元のディスクファイルとは別のvmdkファイルが作成され、そちらを使用し始める。
これでロックが外れたためコピーを取得できる。
===== 手順 =====
仮想マシンリストからIDを確認する
vim-cmd vmsvc/getallvms
IDを指定してスナップショットを作成する
vim-cmd vmsvc/snapshot.create <仮想マシンのID>
仮想ディスクをバックアップする
vmkfstools -i <クローン元vmdk> -d thin <クローン先vmdk>
スナップショットIDの確認
vim-cmd vmsvc/snapshot.get <仮想マシンID>
スナップショットの削除
vim-cmd vmsvc/snapshot.remove <仮想マシンID> <スナップショットID>
あとは、vmx構成ファイル等をcpやscpコマンドでバックアップする。